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ブルゴーニュ生まれの私生児、「キキ」ことアリス・プラン。12歳でパリに出た彼女はやがてキスリングのモデルとなり、一夜にしてパリのセックス・シンボルとなる。フジタ、ピカソらエコール・ド・パリの画家たちは競ってキキを描き、愛人マン・レイ、ブラッサイは、その独特の美を写真に写し、ツァラ、デュシャンらシュルレアリストたちは、彼女の奔放さを愛しつづけた。「モンパルナスの女王」と謳われ、栄光の道を歩みながらも、キャバレーで歌い踊る、無邪気な少女でありつづけたキキ―。彼女の純粋さゆえの栄光と悲惨の生涯に、モデルでジャーナリストの新鋭モルガールが迫る、初の本格的伝記ロマン。
【目次】
1916年―スーチンの家にも雨が降る/1918年―キキ、家庭に入る/1920年―モンパルナスのヴィーナス/1921年夏―ダダのペニス/1921〜22年―困った提案/1922年―人生でただ一人の男/1922年―チューインガム・トラスト・グループ会長/1922年1〜3月―あの子は何を求めて、夜の街に出ていくのだろう?/1922年7月―カンパーニュ=プルミエール街/1922年夏―マンの靴のなかにはザリガニがいる〔ほか〕
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